全国大学生協連の調査によると、下宿生のアルバイト月収(平均)が前年より2割以上減り、食費などを切り詰めていました。近年の学生は仕送りや小遣いが減り、バイト頼みの傾向が強くなっていたものの、新型コロナウイルス禍による苦境が明らかになりました。昨年秋に全国の国公私立30大学に在籍する約1万1千人から得た回答を分析したものです。
バイト月収の平均は下宿生で2万6360円で、7240円の減。自宅生で3万7680円で、3550円落ち込んでいます。バイト先が休業などに追い込まれ、就労率も20%ほど低下していました。
食費はもちろん教養娯楽費なども縮小する一方、授業は在宅のリモートで行われるなど、様々な意味で大学生活を享受できない状況となっており、気の毒に思います。
大学ではまもなく新年度が始まりますが、今年はどうなるのでしょうか・・・・・心配です。