新型コロナウイルス対策の要であるワクチン接種について、秋田県では今月中にも能代市にある地域医療機能推進機構秋田病院で先行接種が始まるとのことですが、その後の接種については「いつどのような形で、どれくらいのワクチンが供給されるのか分からない」。県議会の一般質問で佐竹知事は「国からはまだ連絡がない」と答弁しました。
政府はワクチン接種の順番について、医療従事者を最優先とし、65歳以上の高齢者には4月から、続いて高齢者以外で基礎疾患のある人と高齢者施設の従事者から始めることを表明していますが、ワクチンが国外で製造されていることなどから、ワクチンが確実に確保できるのかという不安もあります。
さらに、近く承認される予定の米国・ファイザー製ワクチンについて、1瓶当たりの接種回数が6回から5回に減らされることが判明。1瓶で6回採れる特殊な注射器が、現時点で十分に確保できていないことが明らかになりました。そうだとすれば政府が契約している7200万人分相当量から1200万人分が減る可能性があるとか。今後の接種計画にはまだまだ不透明感がありますネ。