大栄翔

　大相撲初場所はきょうが千秋楽。西前頭筆頭の大栄翔（追手風部屋・２７歳）が１３勝２敗で初優勝。初土俵から９年、埼玉県出身力士としても初めての優勝です。

　前半戦では上位との相撲が組まれたものの、貴景勝、正代、朝乃山の三大関をはじめ、関脇、小結の三役全員を破って中日に勝ち越し。持ち味の突き押しで他を圧倒しました。

　（写真・隠岐の海を突き出し優勝が決定。「賜杯の重さにビックリ」ＮＨＫより）

　新型コロナウイルス感染の影響で横綱・白鵬など多数の力士が初日から休場し、綱取りが期待された貴景勝が序盤で４連敗するなど、盛り上がりが心配された初場所でしたが、大栄翔や照ノ富士、翠富士、十両の宇良などの活躍で楽しませてもらいました。