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「桜」再び?

 安倍晋三前首相が主催した「桜を見る会」を巡る疑惑が再燃しています。安倍氏の後援会が地元の支持者を多数招待していたことは名簿が破棄されていてウヤムヤになっていましたが、前日夜に都内のホテルで開催した会合(夕食会)での支出と会費収入との差額を安倍氏サイドが補填していたことが発覚。安倍氏が国会で「後援会としての収入、支出は一切ない」「補填した事実は全くない」「ホテル側から明細書等の発行はなかった」と答弁してきたことと、全く違っていることが分かりました。

 全国の法律家などが提出した告発状を受けて、東京地検特捜部が安倍氏の秘書や関係者から差額を補填していたとされる内容を聴取。会場のホテルからも領収書や明細書の存在を確認したと報じられています。さらに2013年、安倍氏サイドが「前夜祭」の収支について政治資金収支報告書への記載方法を総務省に問合せていたとされ、政治資金規正法に抵触する可能性を認識していた模様です。

 その後の報道によれば、「後援会の代表者ある秘書が収支報告書への記載をせず、安倍氏にも報告していなかった」「領収書等は廃棄されている」とか。政治資金規正法に関わる同様の事件は過去にも多くが立件されており、今後の捜査が注目されます。

by shouichiro_sato | 2020-11-29 21:35 | 国政・時事 | Comments(0)  

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