NHKが今月6日から3日間行った世論調査では、菅内閣を「支持する」と答えた人が前月より1ポイント上がって56%でした。
(写真) 各党の支持率は自民党が同0.2ポイント下がって36.8%。一方、立憲民主党は同0.9ポイント下がって4.9%で、野党の支持率が低下している状況です。
日本学術会議の任命問題を追及している野党ですが、支持率は低迷しています。「学問の自由を守れ」や「任命しないのは法律違反だ」として、任命しなかった理由を問いただしているものの、国民にとっては生活に密着していない、関心の低い話題なのでしょう。
先週発表された毎日新聞の世論調査でも、菅内閣の支持率は前回より7ポイント下がったものの、それでも57%。菅首相が日本学術会議に推薦された6人の会員を任命しなかったことについて、「問題だ」と答えた人は37%。学術会議の見直しを検討していることについても、「適切だ」が58%でした。
菅内閣発足から間もなく2ヵ月。出だしの臨時国会での論戦を経てこの支持率であれば、今後の焦点は衆院解散をいつ断行するのか。年明け早々の解散となるのでしょうか?。