秋田県内ではツキノワグマやイノシシなど、野生動物の目撃情報が相次いでいますが、羽後町ではこの頃、今までほとんど見られなかったニホンジカが出没しています。今月21日に田代地区の旦金森で確認された2頭のニホンジカは、翌22日には北沢峠を越えて10キロほど離れた明治地区の堀内で目撃され、23日夕方にはさらに8キロほど離れた三輪地区の住宅街で発見されています。
(写真・秋田県野生動物情報マップには、県内での野生動物の確認情報がリアルタイムで報告されています。9月22日に羽後町堀内で目撃されたニホンジカ2頭の情報には、地元の方が撮った写真も掲載されています)
これからの時季、ツキノワグマは冬眠に備えて餌を求めて人里に近寄ってくる可能性も高く、イノシシやニホンジカも収穫前の農作物が大好物と思われ、油断ができません。野生動物との遭遇による事故防止と適正な共存のためにも、地域での目撃情報は是非とも地元の市町村や警察署にお寄せください。