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明暗くっきり

 新型コロナウイルス禍の経済対策として秋田県が発行したプレミアム宿泊券や飲食券について、温泉宿やホテル、飲食店での利用に明暗が出ていることが明らかになりました。きょう開かれた県商工会連合会との情報交換会で、現場の声が紹介されています。

 宿泊施設では、有名な旅館や高級な宿・ホテルはお客さんが多いものの、民宿や格安な宿・ビジネスホテル等の利用は伸びていません。ただ観光地や温泉地を抱える市や町が独自に支援策を上乗せしている地域では、数ヶ月先まで予約されている温泉宿もあるとか。

 一方、飲食店では何処の繁華街も閑散としている模様で、閉店したり休業中の店舗が目立ってきました。諸々の会合に伴う飲食の場がなくなり、特に2次会等で夜の街へ出かける人が少なくなっています。また、県外等からの県内観光地への人出は戻っておらず、それに伴うレストハウスや飲食店・お土産店は、極端に落ち込んでいます。

 国が行う地域経済への支援策「GOTOトラベル」の発着地に来月から東京都が加わることで、県外からのお客さんが復活することも期待されますが、現在の秋田空港や秋田新幹線はガラガラ。秋田県の場合、これからは冬を迎えて(何事にも)端境期になってくるため、関連業界の厳しさはさらに増してくるものと思われます。

by shouichiro_sato | 2020-09-24 22:06 | 産業振興 | Comments(0)  

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