8月29日に開催が予定されていた全国屈指の花火大会、第94回全国花火競技大会「大曲の花火」は来年に見送られることになりました。桟敷席の定員削減や入場者の検温・消毒などの新型コロナウイルス対策を行うことで実施の方策を模索して来ましたが、会場となる雄物川河川敷以外にも大勢の観客が訪れることから、大会委員会(会長・老松博行大仙市長)では「会場外での感染や密集を防止するのは難しい」「(万が一、感染者が出ることで)大曲の花火を傷つけてはならない」として、同大会を来年の8月最終土曜日に延期します。
大会が行われないのは、戦後では大洪水があった昭和22年(1947年)以来のこと。雄物川が改修され、現在の河川敷が会場になってからは大雨と洪水で数日延期されたことはありましたが、関係者の尽力で大会は続いてきました。昨年は県内外の業者27社が参加して約1万8000発を打ち上げ、全国から75万人(主催者発表)が訪れています。
残念と言うほかありませんが、やむを得ませんネ。・・・・・新型コロナの影響はいつまで、どこまで続くのでしょうか。