県議会では新型コロナウイルスの感染防止対策として、本会議場や委員会室等では密な状況を避けるために執行部側の出席者を減らし、間隔をあけて着席したり、換気のためにドアを開放、マスクの着用を行っています。ただ、12日から始まった6月議会では、県内での感染も止まっていることから、出席する執行部の顔触れや座席を元に戻していますが、マスクの着用は続けています。
ところで昨日から始まった一般質問で、一番手の議員(自民党)と二番手の私は、本会議場内ではマスクを着用していたものの、登壇して質問を始める前に壇上でマスクを外しました。理由はマスクをした状態で30分間も話をしていると、メガネは曇るし、息苦しくなるのです。幸いにも議場の演壇と最前列の議員席等とは3m程度離れており、(感染防止の新しい生活様式である)社会的距離があること。安倍首相や西村担当大臣なども、記者会見では同様の理由でマスクを外していることから、一般質問が始まる前に二人で打ち合わせていました。演壇での質問終了後は再びマスクを着用し、議席で再質問を行っています。
しかし、その様子を見て心配したのが加藤議長。皆がマスクを着けている時に質問者がつけていないのは問題があるとして、県議会広報紙に掲載する時は「マスク姿の写真」が必要だと事務局に指示。結果、昼の休憩中に写真を撮り直し、さらには報道機関にもマスク姿の写真を使うように依頼していました。それが「議場で起きた事実と異なる」として、新聞社は拒否。今日の紙面には質問するそのままの写真が掲載されています。
そんな話題があったためか、きょう質問した3人は全員マスクを着けて登壇し、30分間頑張り?ました。ただ、出来上がった写真を見ると顔の半分以上がマスクであり、これじゃ「誰なのか分からないナ」・・・・。