秋田市山王にある地方職員共済組合秋田県宿泊所「ルポールみずほ」がきょうから、新型コロナウイルスに感染された無症状・軽症者の受け入れをすることになりました。同施設には看護師が常駐し、医師による診療室などが設けられ、客室16室で最大29人の滞在が可能になりました。 (写真)
県内では3月6日に初の感染者を確認してから、男女16人が感染。4月14日に陽性となった50代の男性を最後に、新たな感染者は2週間余り確認されていません。16人の中に重症化した人はおらず、11人が退院しています。PCR検査も4月15日の63件をピークに減少しており、28日は9件に。新たな感染者がいないことから、最近では濃厚接触者の検査もありません。
しかし、感染者が増えて病床が逼迫する事態がいつ起こるか分からないため、すぐに対応できるように備えておくもの。みずほ苑は9月末まで県が施設全体を借り上げて運営します。