羽後町上仙道桧山の武田孝雄さん(75歳)が7日に逝去し、きょう葬儀が行われました。
武田さんは農業や建築関係の仕事に従事しながら永年に亘って農業共済組合等の役員を務め、地域のリーダーとして多大な功績を残しています。また、若い頃から上仙道地域に伝わる仙道番楽(県指定無形民俗文化財)の演者として活躍。特に近年は小中学生や高校生に番楽の「鶏舞」を教えるなど、番楽の保存伝承や後継者の育成に尽力され、2012年には秋田県民俗芸能功労者として表彰されています。
一方、民謡の歌い手として睦実会(会主・佐々木実さん)に所属しており、敬老会やチャリティーショーなど町内外での様々な行事で自慢の喉を披露してくれました。「秋田追分」などの名調子が脳裏に浮かびます。
私にとっても町の仕事に関わる頃から四半世紀の間、後援会の副会長として支えていただきました。1月に開催した議会報告会の際には「病気が見つかった」と話しておられましたが、まさかこんなに早くお別れすることになるとは、痛恨の極みです。今までのご厚情に心から感謝申し上げます・・・・・ 合掌。