秋田市議会総務委員会は、地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」を秋田市の新屋演習場に配備する計画を巡り、2月定例会に提出された新規の配備反対を求める請願11件を採択しました。19日の本会議でも採択される見込みです。
同趣旨の請・陳情13件はこれまで3度継続審査になっていましたが、6日の本会議で採択されていました。自民党系の会派・秋水会と公明党は今まで、防衛省の再調査の結果を待って判断するとして継続審査を主張。しかし、佐竹敬久知事と穂積志市長がが河野太郎防衛大臣に「新屋には無理がある」と伝えたことを踏まえ、請願・陳情の採択に方針を変更していました。
(写真・陳情書を採択した秋田市議会本会議。6日のNHKニュースより)
同様の請願・陳情は県議会にも提出されており、今後は継続審査を繰り返してきた県議会自民党会派などの対応が注目されます。県議会では18日に総務企画委員会、19日の本会議で採決される予定です。