自由民主党秋田県連はきょう、河野太郎防衛大臣と菅義偉官房長官に対して、地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」を秋田市の陸上自衛隊新屋演習場に配備することは「無理があると言わざるを得ない」と伝え、新屋配備に反対する意思を示しました。
この計画が明らかになってきてから「イージス・アショアとはどういう装備なのか」、現在配備されているルーマニアやポーランドの状況を視察するに、「装備の機能が最大限に発揮されるには、設置場所の環境も重要である」ことから、当初から新屋には無理だと主張してきました。しかしながら、防衛省の調査結果を待ってから判断するべきだとして、県民から寄せられた「新屋配備には反対の意思表示してほしい」という請願等に「継続審査」としてきた県議会の自民党が、調査結果も出ない今の時点で防衛大臣等に「新屋は無理」と申し入れするとは、どういうことでしょう。
「今さら・・・何を?」という感じですが、この際、きょうの申し入れに至った理由、経緯についてはっきり説明してもらいたいと思います。