秋田県の農業を担う若手のみんなさんの学習組織、農業近代化ゼミナールの55周年記念式典が開かれました。会員で組織する県農業近代化ゼミナール連絡協議会(会長・齊藤拓さん)が主催し、各地でがんばっている会員やOB、関係者80名ほどが集まっています。
私も18歳で就農してから羽後町の公民館が主催していた農業近代化ゼミナールに参加し、以来25歳になるまで様々な体験をさせていただきました。県内各地に多くの仲間ができたのも、農近ゼミと同連絡協議会のお陰と言っても過言ではなく、今日の礎を築いた期間です。
当時は町内だけでも100人以上が参加し、全県の農近ゼミ10周年大会は3000人以上が参加して県立体育館で開かれたことなどを思い出すと、農業の担い手が少なくなっている現状に寂しさを感じますが、それでもこうした学習の機会は重要であり、参加した若い皆さんにエールを送ってきました。