昨年のサンマ水揚げ量が4万517㌧で、記録で残る中で最低とされていた1969年の5万2000㌧を下回り、過去最低となったことが分かりました。前年に比べて、約66%の減少でした。
サンマの水揚げは2000年から12年は約20万㌧を超える水準で推移していましたが、15年以降は低迷しているとか。回遊魚のサンマは日本近海に夏から秋頃にかけて来遊しますが、海水温の上昇の影響で日本近海に来なくなったとの指摘や、中国や台湾の漁船が公海での操業を活発化させていることが影響している模様です。
そういえば、昨秋は生サンマを食べる機会がほとんどありませんでした。我が家の食卓に上がったのは解凍したサンマでしたネ。品薄で価格は高騰し、「秋の味覚」を楽しむことができませんでした。大好きなサバの缶詰も値上がりしていますし、サンマもこれからどうなるのでしょうか・・・・・。