東京商工リサーチ秋田支店のまとめた2019年の後継者不在率調査によると、秋田県内で後継者が決まっていない企業の割合は66.4%で、全国平均(55.6%)を10ポイント以上上回り、全国で3番目に高い状況です。ほぼ全ての産業で不在率が6割を超えていました。
最も高かったのは「農・林・漁・鉱業」で78.5%。次いで「情報通信業」78.1%、「小売業」70.1%、「運輸業」69.4%と続き、最も低いのは「金融・保険業」40.0%でした。
後継者不在の企業の内、経営者が中長期的に承継を希望しているかどうかについ、「未定・検討中」としているのが7割近くいて、事業承継の方針や計画を明確にしていない企業が大半を占めているとのこと。
茉緒、不在率の全国トップは神奈川県の72.21%、2位は東京都の68.0%。東北6県の平均は51.0%でした。