地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」を秋田市の新屋演習場に配備する計画を巡り、計画に反対の意思を示すよう求める請願8件について、所管する県議会総務委員会(委員長・鈴木健太議員)は「継続審査」にすることを決定。明日の本会議でも(自民党議員が圧倒的に多いため)配備の是非についての判断を先送りすることになりそうです。
総務委員会は自民党5人、みらい、社民党、共産党が各1人の8人で構成されており、委員長を除くと自民4人、他が3人の構図。自民党が「国の再調査の結果を待つべきだ」と主張し、一貫して継続審査にしています。
佐竹敬久知事は今議会の答弁で「新屋は無理だと確信している」と述べ、来月に申し入れしている防衛大臣との面談では、今までよりも踏み込んだ対応をしたいとしているのに、県議会の自民党議員の主張はストップ?したまま。「結束力がいい」といえばそうですが、判断を所属議員全員がしないというのは、残念ですネ。