社会福祉法人・秋田県社会福祉協議会(会長・佐藤博身さん)が主催する「令和元年度秋田県社会福祉大会」が秋田市で開かれ、これから求められる包括的な支援体制の在り方や、多様な担い手の参画による地域活動の促進について、共通理解を深めています。
(写真・県内各地の福祉事業関係者が参集して大会宣言を採択。秋田市文化会館)
大会には県内全ての市町村社会福祉協議会や関係団体等から約800人が出席し、社会福祉事業に尽力した民生児童委員など195人と3団体に県知事表彰、129人12団体に県社会福祉協議会会長表彰を贈呈。「社会経済情勢の変化に伴い発生する多様な地域生活課題の解決を図ることが使命であることを認識し、県民の暮らしを守るための取組みを一層推進していく」とする大会宣言を採択しました。
さらに、「行政と連携した災害時支援活動の取組み」について、横手市社会福祉協議会の佐藤司さんが災害ボランィテアの活動を実践発表。慶應義塾大学大学院の堀田聰子教授が「地域包括ケアから地域共生社会へ~参加とつながりを手がかりに~」のテーマで記念講演を行っています。