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地域の行事、無事故で楽しく

 昨夜は羽後町五輪坂の花火大会。特別養護老人ホーム「松喬苑」の入所者の皆さんに楽しんでもらおうと、施設に関係していた企業の方々の善意で開催されていた花火大会を、「五輪坂温泉・としとらんど」のオープンを記念して規模拡大し、西馬音内盆踊りの前日、8月15日に実施してから10回目。今年も、帰省中の家族連れなど多くの人達で賑わいました。

 日中は我が家でも気温が34度にもなり、暑い一日でした。しかし、日が暮れると五輪坂の丘に吹く風はさわやかで気持ちよく(長袖持参で正解でした)、煙もほどよく流れて、絶好の花火日和。丘の上や足田堤の堤防から打ちあがる綺麗な花火の連続で、私も嬉しくなりました。実は、協賛企業へのお願いや会場準備・管理、事故防止など、実行委員会の大半の職務を役場の若手職員が担当しています。お盆休みを返上して頑張っているスタッフに感謝しながら、町の行事として定着した「五輪坂の花火」の特徴を活かし、今後も続けてほしいと願っています。

 帰宅したのが午後9時。車から降りて空を見ると、それは素晴らしい満天の星空。天の川もはっきり見えて、思わず「すごい」と声を出したほど。そして、「大曲も天気に恵まれてほしいなあ」と祈ってしまいました。そうです、来週の土曜日、26日は「大曲の全国花火競技大会」。第80回の記念大会で、例年以上の内容と人出が期待されています。今日から始まる「西馬音内盆踊り」もそうですが、一年かけて準備してきた人達にとっては心配な天候。自然の成り行き任せなことはわかっていても、週間予報から3時間予報、インターネットで見る雨雲の動きなど、目が離せません。

 そして行事中の事故防止。当然のことながら、主催者には「あらゆる事態を想定して万全の態勢をとる」ことが、求められています。人気が出れば出るほど、責任も重くなっています。ですから、参加しているお客さんにも、自分勝手な行動を慎むことや、ルールを守って楽しむことなどの協力が必要です。県内各地の夏の行事はまだまだ続きます。誇りある地域の行事が継続して発展するよう、私たちもマナーを守って楽しみましょう。

 羽後町役場は今日から3日間、無事故を祈りつつ、厳戒態勢が続きます。 

by shouichiro_sato | 2006-08-16 12:20 | 羽後町 | Comments(0)  

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