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再調査

 県議会は一般質問が始まり、地上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の配備地に関する防衛省の再調査と県の対応について、東海林洋議員(みらい・湯沢市雄勝郡)と薄井司議員(社民党・能代市山本郡)が佐竹敬久知事の考えを質しました。自民党の議員は2人が登壇しましたが、イージス・アショアについては質問しませんでした。

 佐竹知事は東海林議員への答弁で、「住民の安全を脅かす可能性が高い場所への配備は、軍事常識からいっても避けるべきだ」とした上で、来月にも河野太郎防衛大臣にたいして「ゼロベースで公平な観点から調査するよう申し入れる」とし、その際は「候補地の検討では住宅地等からの距離を重要な要素とすることに加え、秋田への配備が効果的とする根拠、住民の安全対策を説明することも申し入れ、再調査の結果や再説明で申し入れ事項が果たされているか厳しく見極める」と述べています。

 佐竹知事は今月2日の記者会見で、配備に関する適地の基準を問われ、「少なくとも半径2~3kmに人家がないところ」と述べ、秋田市の陸上自衛隊新屋演習場を候補地にすることに否定的な、踏み込んだ発言をしていました。

by shouichiro_sato | 2019-09-18 21:30 | イージス・アショア | Comments(0)

 

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