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首都圏直撃

 きょう午前5時頃に千葉市付近に上陸した台風15号は、首都圏などで観測史上最大となる記録的な暴風を観測し、死傷者が出ているほかに、各地で建物などが倒壊。千葉県内では大規模な停電が発生しているほか、JRなどは始発から「計画運休」したものの復旧が遅れ、交通機関は大きく乱れています。

 最大瞬間風速は伊豆諸島・神津島で58.1m、千葉市で57.5m、羽田空港で43.2mなど、それぞれの地点で観測史上最高値を記録。千葉県君津市では送電線の大型鉄塔2基(高さ約57mと47m)が倒れ、千葉県で60万世帯など1都6県で最大93万5千世帯が停電。復旧までには相当な時間がかかりそうです。猛暑が続いているだけに、停電の影響は甚大です。

 一方、鉄道網の混乱は駅への入場規制が行われていたために、運行再開を待つ人で長蛇の列。通勤手段がない中で、出勤しなければならない人で大混雑しています。成田空港では鉄道や高速バスの運休で、1万5千人以上の到着客が明日まで足止めとなりそうです。

 農業施設や工場、港湾などの被害はこれから明らかになってくるでしょうが、関東地方に上陸した台風としては過去最強クラスでした。

by shouichiro_sato | 2019-09-09 23:41 | 事件・事故 | Comments(0)  

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