「県内で稲刈りが始まる」というニュースには驚きました。仙北市西木町の農家ではきょうから、県産新品種の早生「秋のきらめき」を収穫が始まったとのこと。
秋のきらめきは耐冷性に優れた早生種で、中山間地や高冷地でも高品質米の安定生産が期待できるもの。JA秋田おばこ管内では昨年から作付けされており、約80haで栽培されているとか。早生種と言えども、仙北地方で8月に稲刈りが始まるとは驚きです。
もっとも、県が26日に発表した本年度の作況ニュース第7号によると、水稲の出穂期は平年より2日早く、高温が続いたために成熟が早まっているとして、主力品種である「あきたこまち」の稲刈り適期の目安は、県北で9月7日~22日。県央で同4日~16日。県南で同9日~18日の見込み。「狩り遅れのないよう、生育状況をよく見てほしい」としています。
当地では手刈りやバインダーで稲架掛けする時の稲刈りは、9月の彼岸頃から始まり、コンバインは10月になってから稼働するのが一般的でしたが、品種改良の進歩や気象条件の変化で、稲刈りも相当早まってきているんですねネ。