西馬音内盆踊りも最終日。暑い一日でしたが、天気は快晴。夜空には月も映えて、絶好のコンデション。踊り手も盛り上がったフィナーレでした。
天候だけは何ともできませんが、様々な状況に備えている実行委員会(実行委員長・佐藤良太郎さん)の対応のお陰で、今年もいい盆踊りができました。特徴ある踊りや囃子をしっかりと伝承していくために行っている、西馬音内盆踊り保存会(会長・柴田貞一郎さん)の講習会や練習会の活動があり、踊り手も囃子方も次の世代に継承されています。
夜も更けるころ、盆踊りの会場には軽快なお囃子と踊り手の草履の音しか聞こえなくなるような時間は、皆が家族や仲間であるような、一体感につつまれるひと時でした。何とも言えぬ一瞬に、我を忘れて見入ってしまいました。


(写真・連日4時間以上も熱演している囃子方。フィナーレでは踊り手が囃子方の前に大集合して、大きな手拍子と「アンコール」の声を何度もかけていました。午後11時28分頃、西馬音内本町通りの盆踊り会館前)