国の重要無形民俗文化財に指定されている「西馬音内盆踊り」が今日から始まりました。ただ、羽後町は台風10号の影響で風雨が強く、会場を本町通りから総合体育館に変えての実施です。18日までの3日間行われますが、初日に雨が降って会場変更したのは2年連続で、これは実行委員会としても初めてのこと。
ここ4~5年の西馬音内盆踊りは、開催期間中に雨模様になる日が多くあり、「湯沢の七夕で雨が降らず、西馬音内に降るようになった」と、以前は湯沢市の七夕絵灯籠まつり(5~7日)では必ず雨が降って、西馬音内は天気に恵まれていたことから、今は逆になってしまった湯沢を羨ましく?思う話も聞こえました。それでも、盆踊りを楽しみにしている人は多く、雨が降っても実行できる体制が整っているのは嬉しいことです。
総合体育館内は室温が30℃以上で湿度も高く、誰もが汗だくになる状況でしたが、きょうの日を楽しみにしてきた踊り手やお客さんで賑わいました。熱中症の被害もなく、無事に終わってホッとしました。
明日の夜は天候も回復し、本町通りでかがり火を囲んで盆踊りができるよう、今から祈っています。
(写真・体育館での西馬音内盆踊りながら、遠来のお客さんも見入っていました)