今回の参議院議員選挙比例代表で、初めて候補者を擁立した「れいわ新選組」が2議席、「NHKから国民を守る党」が1議席を獲得しました。諸派の政治団体は政党要件を満たしていなかったために、メディアでの露出は少なかったものの、独特の政策が有権者の関心を呼びこみ、インターネットで話題が拡散しています。
「れいわ」の主張の中心は消費税の廃止。「N国党」の主張はNHKをぶっ壊すとして、見る人が受信料を納めるスクランブル放送の実現。どちらも政見放送で思い切った主張?を展開し、SNSで情報が拡散。れいわ代表の山本太郎氏の街頭演説には、野党の党首以上の聴衆が集まったとも報じられています。
かつての2大政党であった「社会民主党」が、辛うじて政党要件を満たす得票を得て1議席を獲得したことに比べると、ネット時代の選挙運動は大きく様変わりしてきた感じですネ。