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福島を訪問

 東日本大震災と東京電力福島第一原子力発電所の事故からもう8年。いまだに帰還困難地域がある同県の浜通り地方を訪ねてきました。国道6号線をいわき市から北上し、大熊町、双葉町、浪江町を通りましたが、事故が発生してからその当時のままになっている地域(街並み)が続いており、改めて原子力事故の恐ろしさを痛感しました。廃炉作業には今後30~40年もかかると言われています。

 一方、大津波に襲われた沿岸の地域ではほとんどの場所に高い防波堤が築かれており、海岸の風景は大きく変わっていました。土地の嵩上げと造成、新しい道路整備などの事業は大方完了しているものの、更地になっている場所が目立ち、住宅や店舗の再建は進んでいません。以前の街に戻るにはまだまだ時間がかかりそうです。

by shouichiro_sato | 2019-04-18 22:48 | 今日の出来事 | Comments(0)  

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