県議会議員選挙の告示は3月29日、あと一週間となりました。県内の各選挙区では立候補予定者の顔ぶれもほぼ固まり、選挙戦に向けた準備も最終段階になっています。現段階で立候補予定者が定数を超えている選挙区は、鹿角市・鹿角郡、能代市・山本郡、南秋田郡、秋田市、由利本荘市、横手市の6選挙区にとどまっていますが、告示日の最後まで分からないのが選挙。どの候補予定者も油断なく、準備を進めていることでしょう。
そうした中で21日、大仙市・仙北郡選挙区(定数5)では、大曲青年会議所が主催する「公開討論会」が、大仙市の中仙市民会館ドンパルで開かれました。立候補を予定している5人が出席し、人口減少対策や産業振興、子育て支援などについて考えを述べたとのこと。ただ、来場者が30人しかいなかったことには驚きました。同選挙区は立候補予定者が定数を超えず、無投票になる可能性があることから、有権者の関心が薄かったのか。それとも争点となるような課題がなく、討論会そのものに市民の興味がなかったのか。
主催者では討論会の模様をビデオに収録しており、近くインターネットで公開するとのこと。新たな試みであり、皆さんの意見を拝聴したいと思っております。