連合秋田横手湯沢地域協議会(議長・齊藤斉さん)が主催する2019春季生活闘争の地区集会が今夜、加盟する労組の代表者ら100人程が参加して横手市内で開かれました。
春闘の状況報告によると、会社での仕事量は回復しているものの人手不足が顕著になっており、賃上げや労働条件の改善を掲げて労使交渉に臨んでいるとのこと。連合秋田もこれから秋田県や労働局、経済団体に要請行動を行う計画です。
集会では「地場・中小で働く仲間の所得が向上しなければ、地域経済の成長はおぼつかない。そのためにも、公正取引の実現とサプライチェーン全体で生み出した付加価値の適正な配分を求める取り組みを進める」ことで、「集団的労使関係の中で得た成果を最低賃金の引上げ等に波及させなければならない」と主張。「働く者の処遇改善に取り組む」「社会全体の課題についてわれわれ自身の役割を認識・共有して取り組んでいく」という決意を確認する、春闘アピールを採択しています。