湯沢市酒米研究会(会長・髙橋與志幸さん)等が主催する「湯沢市酒造好適米品評会授賞式」と「湯沢市酒米生産者大会」が行われました。
(写真・酒造好適米品評会の受賞者には、副賞として湯沢の銘酒が贈られました)
品評会には同研究会の9支部から、「秋田酒こまち」が117点、「美山錦」が148点の合計265点が出品され、一次審査で外観や千粒重等の優劣により、品種ごとに20点を選抜。二次審査は成分審査で、秋田県醸造試験場による千粒重、粗タンパク質の分析検査で優劣を決定します。審査の結果、最優秀賞には天童良作さん、丹正美さん、高橋節郎さん、高橋一夫さん、佐藤耕一さんの5点が選ばれています。
大会では「酒米の需給均衡、品質保全を図るため、全量を契約栽培・種子更新100%とし、需要に即した計画的生産を原則とする」「秋田酒こまち・美山錦の玄米分析調査を継続実施し、分析結果に基づいた栽培指導を強化し、品質の高位平準化に努める」などの事項を申し合せる決議を、満場一致で決定しました。