22日朝、能代市で住宅や店舗など4棟を全焼する火災が発生し、火元の焼け跡から2遺体が発見されました。亡くたったのは能代消防署の消防士長(32歳)と消防副士長(26斉)の二人と見られています。二人は現場にいち早く駆け付け、火元の男性(94歳)を救助した後、室内で延焼を防ぐための放水中に、爆発的に燃え上がった突然の炎に巻き込まれたものと思われます。何とも悔しい、無念な出来事です。
お二人とも真面目で実直、責任感が強く、将来を嘱望された消防士だったとのこと。ご遺族の皆さんにはかける言葉が見つかりませんが、心からご冥福をお祈りいたします。
消防署員が消火作業中に火災に巻き込まれて死亡したとすれば、県内では初めてのことです。何かと火災が多いこの時季、私たちにできることは「火の用心」に心がけること。くれぐれも注意してください。