金足農業が初めて臨んだ決勝戦の相手は、史上初となる2回目の春夏連覇を目指す大阪桐蔭。ミラクルな勢いで勝ち進んできた金農ナインでしたが、強打の大阪桐蔭打線が本領を発揮し、13-2で敗れて準優勝。それでも、甲子園で旋風を巻き起こしてきた金足農業の戦いに、感動の拍手が送られました。
(写真・連日の大健闘で準優勝に輝いた金足農業ナイン。NHKテレビより)
それにしても、公立高校で選手全員が地元の中学校出身。10人の3年生のうち9人がレギュラーで県大会から不動のメンバー。エースの吉田投手はもちろんですが、連日ヒーローが誕生するなど、全員野球で頂点に近づきました。100回の記念大会で、史上初の2度目の春夏連覇を果たしたエリート集団・大阪桐蔭よりも、すっかり甲子園の主役になった感じの雑草軍団・金足農業。今年のトップニュース、間違いありませんネ。