風力見送り

 ソフトバンクの子会社が由利本荘市矢島町の鳥海山麓で計画していた風力発電事業(高さが148mの風車8基、最大総出力は2万7200kW)について、「地域の方々が建設を求めていないことが分かったため」に、見送りを決めたことが明らかになりました。事業想定区域が鳥海国定公園に隣接しており、周辺には鳥海山の眺望に優れた場所が多くあることから、市民からは事業に反対する声が出ていました。

 当然、県や市も景観に配慮することや地域の理解を得るように努めることを求めていましたので、「説明会で住民の声を直接聞き、鳥海山麓周辺での事業実施は難しいと感じた。今月中にも(説明会に参加した住民に)直接、方針を伝えたい」と述べているとか。事業者の決断に感心しました。

 同計画は昨年11月に環境影響評価法に基づき「計画段階環境配慮書」をまとめ、1ヵ月にわたる縦覧を実施し、矢島町内などで10回にわたる説明会を開いてきました。しかし、住民の理解は得られませんでした。

 県内で風力発電所の建設が中止されるのは、電波障害の懸念があるとして同市内での建設(最大総出力2万4千kW)が中止されたケースに続き、2件目です。

by shouichiro_sato | 2018-04-07 22:59 | 社会・話題 | Comments(0)  

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