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揺らぐ安倍政権

 どうも政府は、森友学園問題で国会に提出した決裁文書に書き換えがあったことについて、「財務省内部の問題」として安倍政権への波及を防ごうと躍起になっているようです。しかし、原本から削除した部分に首相夫人や複数の政治家の名前があったことで、かえって墓穴を掘ることになりつつあります。決裁文書を書き換えるという行為は、とても近畿財務局の一部の職員の判断でできることではなく、当然、財務省そのものからの指示があったことでしょう。

 決済された文書を書き換えることは前代未聞の出来事であり(もしかしたら、今までもそうしたことが行われていたの?)、行政への国民の信頼は大きく失われました。政治家への忖度などという前に、なぜこうしたことが行われたのか。誰が指示したのかを含め、問題の全容を解明しなければなりません。

 新年度予算や関連法案の審議は参議院に舞台が移っていますが、野党各党は真相解明のために、首相夫人や元理財局長の証人喚問を求めれおり、国会の正常化はさらに困難になってきた感じです。 

by shouichiro_sato | 2018-03-13 23:04 | 国政・時事 | Comments(0)  

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