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一次医療の崩壊?

 県医師会が一次医療の現状について調査したところ、医師の高齢化や後継者問題、看護師が不足していることなど、数年後には一次医療が崩壊の危機にあることが明らかになりました。

 具体的には ○60歳代以上の医師が約6割で(平均年齢は61.3歳)、高齢化が進んでいる  ○院長の年齢が60歳以上の診療所では「継承困難・継承しない」が約3割、「継承するかどうかわからない」が約4割になっている  ○「看護職員の確保」を課題としている診療所が6割あり、雇用が困難な背景には「地域の看護師の絶対数が不足している」と8割が答えている

 さらに、医師が地域や診療科で偏在していること。外来業務が多忙で、24時間対応が負担になっており在宅医療が実施できないなどの課題もあります。

 県医師会では県民が安心して暮らせる医療体制の構築に向け、 ○地域の安心を保証する一次医療の維持・存続  ○過疎地域における有床診療所の政策的整備による地域包括ケアの実現  ○在宅医療の成否の鍵を握る連携体制の確立 を提言しています。

by shouichiro_sato | 2017-11-28 23:12 | 秋田県 | Comments(0)  

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