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天野芳太郎先生

 秋田の先覚で古代アンデス文明の研究に生涯をささげた海外日系最高の文化人、天野芳太郎先生を偲ぶ記念会がきょう、生誕地である男鹿市脇本で開かれ、参加してきました。主催したのは、男鹿市脇本天野芳太郎顕彰会です。

 天野先生(1898年7月ー1982年10月)の没後10年に当たる1992年(平成4年)10月14日、あきた南米交流会や男鹿市脇本振興会、母校である県立秋田工業高校同窓会などが、同地の脇本公民館敷地内に顕彰碑を建立。以来、天野先生の遺徳を偲び、その偉業を後世に伝えようと毎年この時期に記念会を行っています。今年はそれから25年、きょうは記念すべき会合となりました。

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 (写真・地元の市民やあきた南米交流会の皆さん50人程が顕彰碑に献花しました)

 顕彰碑の前で行われた式典では、同顕彰会の世話人代表・高桑繁さんが天野先生との思い出を紹介したあと、菅原広二・男鹿市長、杉本俊比古・県議、工藤喜範・秋田工業高校同窓会長が挨拶をされました。さらに、ペルーにある天野博物館理事の阪根博氏(天野先生の孫)が、「新しい博物館 最新の発掘状況」を写真を交えて講演。参加者全員で懇談しました。

 ところで、今月21日にはアルゼンチン・ブエノスアイレスで「在亜秋田千秋会創立70周年式典」が行われます。南米へ移住した秋田県人が最も早く結成したのがアルゼンチンの県人会であり、県では皆さんの労苦をねぎらいさらなる交流を目指して、訪問団(団長・堀井副知事)を派遣します。県議会からも鶴田議長他2名が参加することになり、私も同行することとなりました。

by shouichiro_sato | 2017-10-08 20:58 | 今日の出来事 | Comments(0)  

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