民進党代表選
2017年 09月 01日
代表選挙に立候補していたのは前原氏と枝野幸男氏(元官房長官・53歳)の二人で、国会議員票で多くの支持を集めていた前原氏が502ポイントを獲得し、枝野氏に170ポイント差をつけて一騎打ちを制しています。前原氏は共産党を含む野党共闘に消極的な保守派が、枝野氏は共産党との共闘を容認するリベラル派が支持をしている構図でした。ただし、目指すべき社会像や経済・社会保障政策については大きな違いはなく、「お互いに支え合う、連帯の社会」を重視しています。
ただ、民進党は前身の民主党時代から、内部での路線対立が時々勃発し、統一した意思決定の難しい面が多々ありました。様々な意見があるのは当然のことであり、それらをどのように収斂していくのか。自民党の一強体制が続く中で、政権交代が可能な政党になるためにも、前原氏の今後のかじ取りが注目されます。
by shouichiro_sato | 2017-09-01 22:29 | 国政・時事 | Comments(0)