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日報が存在

 防衛省は廃棄したとしていた南スーダン国連平和維持活動(PKO)派遣部隊の日報が存在しており、稲田朋美防衛大臣への報告が1ヶ月後だったことが分かりました。

 同省は昨年12月、自民党国会議員からの指摘を受けて日報の電子記録を発見し、26日に存在を確認していたものの、大臣への報告は1月27日。日報は昨年7月に作成されたもので、同省は「開示する範囲を調整するのに時間を要した」と説明していますが、何とも怠慢な出来事です。

 さらに日報には「戦闘があった」と記載されていることについて、稲田大臣は「戦闘行為ではなく武力衝突だ」「南スーダンでは法的な意味での戦闘行為はなかった」と繰り返し答弁。自衛隊が戦闘行為に巻き込まれる可能性を認めてしまえば、憲法9条が禁じる海外での武力行使につながってしまうため、苦しい解釈に追われています。

by shouichiro_sato | 2017-02-09 21:17 | 国政・時事 | Comments(0)  

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