県・市連携文化施設
2016年 12月 19日
特に新文化施設と駐車場の問題については目まぐるしく変遷し、県民会館に隣接する和洋女子高校を移転して、そこに設けたいとする計画について、議論が集中しました。約3300㎡の駐車場用地を確保するために、高校の移転補償費が20~25億円。その上、用地には根抵当権が設定されており、将来に不安を残す可能性あり。佐竹知事は「抵当権者とは信頼関係があり、将来は取得することも考える」答弁しましたが、それではさらに費用が嵩むことになります。
新文化施設の建設計画に県議会はゴーサインを出していないのに、秋田市が内閣府と中心市街地活性化計画について一方的に事前協議を進めており、「この計画が変更されるとなれば他の民間が計画している事業にも影響がでる」という、本末転倒の答弁も。
「ここは立ち止まって、施設の内容にふさわしい建設地を検討するべきだ」という思いを、さらに強くした質疑でした。明日も総括審査が行われますので、その状況を見て(予算案への)対応を検討したいと思います。
by shouichiro_sato | 2016-12-19 23:00 | 秋田県議会 | Comments(0)