安全安心大会

　きょう羽後町では、羽後町交通対策協議会や羽後町防犯協会などが主催する「安全安心大会」が開かれました。

　１１月１日現在の町内での交通事故件数は１０件ですが、５月には高齢の女性が道路横断中にはねられる事故があり、１週間後に亡くなっています。県内では１７４９件の事故があり、４１人が死亡。傷者数は２１７６人になっています。亡くなった人で６５歳以上の高齢者は２８人（６８．３％）。運転者も歩行者も、高齢者の方が犠牲になる事故が多くなっていますので、思いやり運転を心掛けるように呼びかけました。

　一方、地方でも増えているのが「特殊詐欺被害」。昨年度の県内での被害額は２億円を超えています。町内でも１千万円を超える多額の被害があり、電話を使った様々な詐欺の形態について県生活センターから事例報告が行われました。

　車は無くてはならない交通手段であり、電話やインターネットは身近な情報手段として普及しています。そうした媒体が拡がるほど、被害を受ける範囲には「境界」が無くなっています。都会も地方も関係なく発生している事故や犯罪。被害を未然に防ぐための啓蒙活動が必要ですネ。