人気ブログランキング | 話題のタグを見る

秋田市はどう考えていますか?

 6月定例県議会の総括質疑が26日に行われ、秋田市に計画している「県こども総合支援エリア」構想について寺田知事は、「(建設場所の)変更へも柔軟に対応したい」と答弁したことが報道されています。南ヶ丘ニュータウンにある県住宅供給公社の土地を利用することで、同社の膨大な債務を処理したい思惑と、老朽化している各特殊学校を統合して合理化したい県教育委員会の考えが一致し、一石二鳥に見える構想ですが、2月定例会では「公社の救済策ではないか。公共施設をこれ以上、郊外へ移すことには問題がある」との意見が続出。改めて「こども総合支援エリア調査検討委員会」を設けて議論されることになりました。

 しかしながら、先頃開かれた第1回検討委員会で県は、4ヶ所の候補地を挙げたものの、南ヶ丘以外は条件に合わないとする説明で、議会での議論の本質とはかけ離れたものだったとか。ここは今一度、冷静になって秋田市のまちづくりと教育施設の整備という視点で考えてみる必要がありそうです。

 施設の少ない市町村では、例えば県立高校や県有施設の設置場所などはまちづくりにとって最も重要な課題です。用地の確保や施設の支援体制作りなどに積極的に関与し、地域の将来構想を描いています。その点、秋田市はあまりにもこうした施設が多いためか、市当局の意見が聞こえてきません。県は公社の債務解消と施設の合理化が達成されれば問題は解決するかもしれませんが、秋田市は市のまちづくりにとってどうあればよいか、はっきり主張するべきです。県と市が一体的に取り組んでいるのであれば、これほど問題が先送りされずにいたと思います。

 駅前や中央街区の空洞化問題では、知事自ら「県にも考えがある」と主張して、市のリーダーシップが空回りしている感じがしますが、「こども総合支援エリア」については、コンパクトな市役所構想を掲げる佐竹市長も、遠慮せずに市としての意見を述べていただきたいと思います。「全県的な視野を持ちつつ、当該市町村のまちづくりにも貢献する姿勢」、県当局にとっては大切なことなのですから。

by shouichiro_sato | 2006-06-27 08:52 | 秋田県 | Comments(0)  

<< どうする?「国体アドバイザー」 「田代後継者会」も20周年にな... >>