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「田代後継者会」も20周年になりました

 24日夜、田代後継者会(会長・阿部則夫さん、会員22名)の総会が開かれました。同会は今から20年前、羽後町田代地区の青年有志が地域の活性化に取り組もうとして結成したもので、当時の名前は「田代青年後継者会」。以来、七曲峠の「道路公園づくり」、雪国の暮らし体験ツアー「ゆきトピアホームステー」、佐藤久美子さん(歌手・岩本公水)ら村の歌上手を応援する「デイナーショウ」、農村の嫁不足をアピールした「嫁来いトラクターデモ」など、県内外に様々な話題を提供してきました。

 会員の職業や年齢は違いますが、ムラづくりから発展して政治への参加も活発になり、今までに町議会議員4名当選(一時は田代地区の3名を独占)。町長選挙へ挑戦した人2名。県議会議員選挙への挑戦1名。そして昨年は私の知事選挙がありました。実は、知事選挙の際の選挙カーや随行車等の運転スタッフは全員、会のメンバーが務めてくれています。会のモットーは「口先よりも行動を」。仲間におもしろい発想があれば、「会員それぞれができることを協力し合えば不可能なことはない」と、行動に移しているところが魅力です。

 結成20周年の今年は7月29日(土)、田代の中心地にある町総合交流施設「長谷山邸」を会場に、「夏?メロ・ビアパーテー」を開催することになりました。ライトアップされた旧地主の3階建て邸宅を背にして、懐かしい歌を楽しもうという企画です。誰も住んでいなかった故長谷山行毅さん(元参議院議員・農協5連会長、弁護士)の邸宅をムラに残す運動をしたのも数年前のこと。町が譲り受けて改修工事をし、交流施設として町民に開放された年には、餅つき等の年越し行事を再現し、長谷山家ゆかりの人たちに喜んでもらえたことが思い出されます。「ムラの歴史を語りながら明日の英気を養おう」と、満場一致で決定しました。

 後継者の会も、発足から20年。今度は次の後継者を応援しなければなりません。

by shouichiro_sato | 2006-06-25 11:38 | 地域活動 | Comments(0)

 

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