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父・母、ともに退院しました

 昨日、この3月から町立羽後病院に入院していた父が退院してきました。4月からは母も平鹿総合病院に入院していましたが、父より一足早く退院し、3ヶ月ぶりに家族が揃いました。(娘は千葉県で在学中です)  大腸の疾病で入院した父に付き添っていた母も、病院にいるうちに時間があるからと検診を受けてみたら、初期の病気と診断されてビックリ仰天。早速、専門の放射線治療を受けることになり、父母揃って病院暮らしとなった次第でした。

 父は高齢のため、約一ヶ月間の検査と準備を経てから手術を受けましたが、術後の経過も順調で、食事も回復。足腰は不自由なものの、身の回りのことは自分でできそうで案心しました。これからはケアセンターの入浴サービスを利用して、できるだけ自立が持続できるようにするつもりです。過去にも2回の手術経験がありましたので、父自身の心構えも心配なし。医学の知識もますます豊富になって、お医者さんより達者な様子です。母はまだ発声が不自由なところもありますが、時間がたてば元通りになるとお医者さんから言われて、一安心。普段は大声で叫んでいるので少しばかり可哀そうですが、年相応の振る舞いをしたほうがいいと馬鹿にしております。

 私も何度か病院にいきましたが、その度ごとに感心するのは医療機器のめざましい進歩です。MRIなどの最新画像撮影装置もそうですが、特に今回、鼻から入れる内視鏡には驚きました。私も経験ありますが、胃の検査などで使う従来の内視鏡は、先生方の技術の差もあるでしょうが、喉元を過ぎるまで大変な苦痛があります。それに比べて鼻から挿入する内視鏡は患者の抵抗感もなく、さらに検査中に会話ができるなど、画期的です。早く多くの病院に導入されるといいですネ。

 医療事故や対応への苦情など何かと話題の多い昨今ですが、現場の最先端で働いている医師や看護師さんなどの医療スタッフの皆さんの難儀も目の当たりにして、感謝してきた3ヶ月間でした。皆さんありがとうございました。

by shouichiro_sato | 2006-06-21 16:56 | 家族・仲間 | Comments(0)  

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