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奥羽新幹線

 山形新幹線大曲延伸推進会議(会長・齊藤光喜湯沢市長)が主催した講演会で、鉄道ジャーナリストの梅原淳氏は「新しい形態の新幹線」が必要だと述べました。

 梅原氏は冒頭、「全国初のミニ新幹線である山形新幹線が開業して24年が経過した。その間に整備新幹線の建設の凍結が解除され、フル規格の新幹線が次々と開通している。こうした時であるからこそ、本来必要なフル規格の奥羽新幹線の整備を考えてもよいのではないか」として、具体的に説明しています。
 
 山形・秋田両ミニ新幹線の現状と課題。山形新幹線が大曲まで延伸される場合の工事費や工期。奥羽新幹線の整備の必要性とその形態。建設に関わる財源・・・・等について私案を公表しました。

 最後に「在来線利用の奥羽本線は老朽化が進んでおり、多額の維持費を要するうえに将来は大規模な修繕工事が必要になる。フル規格の新幹線車両と在来線用の車輌とが共存できる、新しい形態の新幹線への脱皮が必要」と強調されました。

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   (写真・梅原氏の演題は「奥羽新幹線実現の可能性を探る」。湯沢グランドホテル)

by shouichiro_sato | 2016-07-05 20:59 | 今日の出来事 | Comments(0)  

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