伊勢志摩サミット
2016年 05月 27日
サミットでは世界経済の危機回避で結束を確認した「先進7カ国(G7)伊勢志摩首脳宣言」を採択。世界経済の下方リスクが高まっているとして、財政戦略を機動的に実施していくことで合意しました。安倍晋三首相は議長として臨んだ記者会見で「世界経済の状況は2008年のリーマンショックの前に似ている」と述べ、「対応を誤ると危機に陥るリスクがある」と強調しています。
(ただ、世界経済の現状認識をめぐってはG7の首脳間には温度差があり、一部の首脳は「悲観的過ぎる」と疑問を呈しています)
サミット終了後、米国のオバマ大統領は現職大統領として初めて被爆地・広島を訪問。原爆慰霊碑に献花し、「(核保有国は)核兵器のない世界を追及する勇気を持たなければならない」などと所感をを述べた後、被爆者代表の皆さんらと握手し、言葉を交わしています。夜のニュースはこの出来事が中心に報じられました。
by shouichiro_sato | 2016-05-27 22:57 | 国政・時事 | Comments(0)