石川県立音楽堂

　県議会会派「みらい」はきょうから３日間、県政課題の解決についてヒントを探るために県外調査を実施し、初日は石川県金沢市にある「石川県立音楽堂」を視察しました。文化・芸術活動が盛んな石川にある県立音楽堂は、コンサートホール（１５６０席）、邦楽ホール（６９１席）、交流ホール等からなる複合的な機能を持った施設で、金沢駅に隣接しています。

　当初は兼六園や金沢城址などがある、金沢の中心的な場所から離れた所に建設されたことで様々な異論もあったようですが、「今では石川県の誇り」（タクシーの運転手）」と言われるほど、県民も自慢しているい文化施設でした。

　秋田県では秋田市と共同で新しい文化施設の整備を計画し、現在の県民会館がある場所への建築を目指して準備を進めています。施設の内容はもちろん、建設場所と駐車場・交通アクセスなどの課題も多く、具体的な計画の内容を確認したうえで是非を判断することにしていますが、石川県立音楽堂は大変参考になりました。