新幹線
2016年 03月 18日
1973年(昭和48年)に基本計画路線に決まっていた奥羽・羽越新幹線ですが、その後に新幹線乗り入れ特急(ミニ新幹線)として福島~新庄、盛岡~秋田の2路線が整備されたままになっています。しかし、東日本大震災で山間部を通る奥羽本線が1か月以上も不通になったことなどもあり、山形県では吉村知事が3年前の知事選でフル規格の新幹線整備を公約に掲げて再選を果たしていました。
秋田県の佐竹知事も基本計画における北陸や北海道、九州などの新幹線7路線の完成計画に目途が立ったことから、次の整備路線として奥羽・羽越新幹線整備を国等に要望する決意を固め、県政課題に取り上げることにしました。
28年度は早期整備期成同盟会(仮称)の設立や勉強会・シンポジューム等を開催して国やJR等への要望活動を行うために、123万円余の予算が可決されました。県一般会計予算6005億円の0.000002%にすぎない額ですが、小さな一歩が大きな動きになるよう頑張りたいものです。
by shouichiro_sato | 2016-03-18 23:52 | 秋田県議会 | Comments(0)