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偽装表示

 秋田市にある大手の肥料工場で、成分表示と異なる配合の肥料が出荷されていたことが明らかになりました。製造する肥料783種類の9割近い678種類で成分不足に加え、表示に記載されていない原料の使用や、有機原料の割合が少ないといった不備が確認されました。

 JA全農の調査に対して会社では、「製造しやすい」ことを優先し、国内にある4つの工場すべてで2014年以降、工場長が意図的に指示していたと答えており、悪質な偽装行為です。

 JA全農では本県を含む11県で販売した肥料約1万トンを自主回収しているとのことですが、年4万トンも出荷され、使用されてきた今までの肥料に対してはどのように責任を取るのか。農家や(有機栽培と信頼してきた)消費者を欺いてきた行為は重大です。

 社会の信用を裏切る偽装行為が次々に発覚する中で、まさか農業の現場である秋田の足元で、こうしたことが起きるとは・・・・、何ともビックリしてしまいました。

by shouichiro_sato | 2015-11-06 22:09 | 事件・事故 | Comments(0)

 

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