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パラグアイ

 ブラジルから陸路でパラグアイに入国し、日系人で組織するイグアス農業協同組合で地域の農業やコミュニティーについて説明を受け、秋田県から移住した皆さんと懇談してきました。

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  (写真上・イグアス農協が経営する大豆や小麦を貯蔵する5万トン規模の施設。 写真下・交流会では秋田の味と同じ料理を準備してくれていました。イグアス日本人会館で)

 イグアス地域では日本から移住した皆さん等86人でイグアス農協を組織しており、その管内の経営面積は秋田県の耕地面積の半分に当たる、約7万ha。GPS機能の付いた大型農業機械で不耕起栽培の畑作を行っており、小麦や大豆の生産を主体として、製粉加工工場も設置していました。

 秋田県人会のメンバーも、平均400~500haを耕作しており、「販売先の確保が当面の課題だ」と話しておりました。世界の食糧生産の拠点として、しっかりと基盤がつくられていました。

 県人会との交流会には、約600kmも離れた移住地から車で駆けつけてくれたご家族もいて、久しぶりにあった県出身者の皆さんや秋田からの訪問団との交流に、話は尽きませんでした。

by shouichiro_sato | 2015-10-29 10:26 | 南米訪問 | Comments(0)  

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