高橋昭作さん
2015年 09月 04日
親父さんの後を継いで大工職人となり、地域の期待に応えて生業も隆盛。多くの弟子を育て、常に職人仲間の中心にいる存在でした。性格も快活でありながら情誼に厚く、面倒見の良い真直ぐな方。ゆえに、政治にも関心が高く、若いときから政治活動も熱心で、私も30数年間、家族ぐるみでお世話になってきました。
弔辞では思い出のひとつとして、「知事選挙に立候補を決意したとき、朝飯前に我が家に来て、何でそんなことをする、合併に参加せず、単独立町を決めた町長としてしっかり責任を果たしなさい」と叱責されたこと。今年5月2日、高橋家の二階の座敷で職人仲間と恒例の「花見の会」を開き、手作りのモツの煮込みを肴に、大好きなビールを飲んだことが最後の宴になってしまった・・・などと紹介しました。
ご戒名は「大匠院圓月昭友居士」。高橋さんの人生そのものが、籠められています。 合掌。
by shouichiro_sato | 2015-09-04 22:52 | 家族・仲間 | Comments(0)