作柄概況
2015年 08月 28日
平年収量(平年値)を100として、当該年度産の収量を表す作況指数では「102~105」が「やや良」の区分になっており、このまま推移すれば平年作以上となるでしょう。
ところで、今年は全国的にコメの生産調整が進み、生産量が生産数量目標(751万トン)を4万トン程度下回る模様で、目標値が達成されれば、1971年に減反政策が始まって以来初めてのこと。消費の減少と生産過剰によって米価が下落し、昨年は秋田県産・あきたこまちの概算金が8500円(1俵60kg)になっていただけに、価格の回復も期待されます。
全国的には天候不順でありながら、災害も少なく高温が続いた秋田県では、夏の野菜類の価格が平年より1~2割高く販売されており、生産者の皆さんもホッとしています。
by shouichiro_sato | 2015-08-28 23:33 | 産業振興 | Comments(0)